※くらげの発言にやんわりネタバレを含みますがお気になさらず笑。気になったら読んでみて下さい。
僕にさわれない物語(サクラV/新ラチェ)
山羊座さん
頂いた感想の後にお返事を書いています
自由に感想をどうぞ
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こんにちは!表紙とタイトルが素晴らしくてずっと楽しみにしていた新ラチェ新刊をBOOTHにて入手・拝読いたしました
。
くらげさんの描かれる新次郎はとっても「新次郎」なんです。菅沼さんの声が聴こえる。前作を読んだ時にも同じことをすごい!!と思っていて。この表現があるかないかで読んでる側としては全然違うんです。
「プレイヤーの分身」としての新次郎だけでは、うまく言えないんですが、描写としては両想いなのに読んだ感覚は両片想い。みたいな
僅かに距離があるように感じてしまうところがこのお話には全くありませんでした。
新次郎が只の真面目なだけのキャラクターじゃない、愛情深いキャラクターでラチェットが今持っているもの全て捨てたとしても胸に飛び込みたくなる。そういう説得力がありました。
ラチェットは自分は罪深いけど許してほしかったわけじゃなくて、自分を見てくれる誰かをずっと待っていたのかなと思いました。
劇場版での花組からの言葉も、大神からの言葉もきっとハッとするほど衝撃的で、暖かかったのだろうけど、でもあと少し何かが足りない。というところにVでのヒロインポジがやってきて、それを私は当時ラチェットファンのための救済処置だろうと思っていて。
でも新刊を読んでいたらラチェットに「新次郎という想い人」が現れてしかも「自分に愛情を向けている」ことは重大で、新次郎とのCPはラチェットに対しての救済だったのかもしれないと20年経ってやっと理解できた気がしました。
何も知らない新次郎とのCPは本当にロマンの塊ですね。大神の甥という立ち位置も良い。
もう何度も思う事ですが、今日のこの日この時にこんなにもこの二人に愛着を感じて、しかも作品として人の目に映る手段でもって外に吐き出してくださったことが幸せすぎて、ずっと感謝の気持ちでいっぱいです。
ラチェットといえばサニーとのCPが王道だったし人気だったけど、新次郎とラチェットっていう可愛いふたりがCPなのが最高に可愛くて萌えている私にとっては20年越しの大プレゼントです。
どのコマのラチェットさんも可愛くて美しくて泣きます。
長々と書いてしまってすみません
絵も綺麗でお話も最高でした!なんてハッピーなお話なんだろうか。くらげさんの描いた二人は本当にキラキラしています。
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山羊座さん
前回に引き読き、ありがとうございます😊たいへん嬉しいご感想を頂き、いい意味でどきどきしています。
わたしは新次郎のつもりでラチェットさんのことを考えてしまうので、そういう面でズレなく見てもらえたのかも。
いつもラチェットさんのこと考えてますから、恋!😙
うちの新次郎から菅沼さんの声聞こえますか?恐縮しちゃうけど、うれしいな。笑
わたしは、活動写真は大好きだけど、(許します)では完結しなかった。補完の小説で罪の全容を知ってもそう思いました。
Vで、新次郎と両想いになったとて、ラチェットはあの過去を、どう語る?、語らないままお付き合いはしないと思いました。
ほんとは、終わって2年も経つようなこと、言ったってしょうがないのです。知らない話をされて、踏みとどまって。
でも、そんなこと理由にならないくらいあなたが好きだ、って言ってやりたかったのです。(彼が言わなさそうな、しーらない、って書き文字にそれがあらわれています笑)
それも、半ば強引に。
(V本編では、新次郎がグッといったところにラチェットさんが惹かれてるところが大好きで🥰)
新次郎は、ほんとに何も知らないから、今のラチェットで判断するしかない。今の彼女にそんな要素がなければ、きっとどうだっていい話なんだと思います。
そこが、ロマンかも!と思って…伝わってよかった笑
こんなにも自分が見た妄想に共感していただけたこと、
自分が表現したかったこと、描き手として想像してなかったところまで踏み込んで読んでくださり、本当にありがたく感じます。
またよかったら読んでみて下さい!ノシ